グローバルモデルのXperia ZにはすでにAndroid4.4.4が公式アップデートされていますが、docomoから発売されたSO-02Eは4.4.2止まりとなっています。
まぁ、キャリアのアップデート遅延または打ち切りは今に始まったことではないですが、やはり寂しいばかり。なのでグローバルモデルのFTFを、SO-02Eに導入してみました。
※導入は端末が起動しなかったり、再起動ループに陥る危険性があります。自力でなんとかできる方以外は実施しないことをおすすめします。
使用したのは以下となります。
作者様ありがとうございます。
端末を起動して、GooglePlayからSuperSUをインストールします。
後で10.5.A.0.233のカーネルを焼くとWi-Fi接続が出来なくなるので、このタイミングでインストールしておきます。
再度Flashtoolを起動して、FTF(10.5.A.0.233)を選択します。
今度はカーネルだけ焼くので、Wipeのチェックを全て外して、Excludeのkernel以外に全てチェックを入れます。
先ほど同様にPCと端末を接続してFlash完了を待ちます。
待つ間にroot化ツール(rootkitXperia_20140719)を解凍しておきます。
Flashが完了したら端末を起動して、USBデバックにチェックを入れます。PCと端末を接続したまま、root化ツールの解凍フォルダにある「install.bat」をダブルクリックして実行します。
コマンドプロンプト画面で『--- all finished ---』と出たらroot化成功です。
ただ私の場合、root化ツールを実行する時にネットワーク通信がないと実行されませんでした。
端末にSIMが挿入されていない状態だったので、手持ちのMR03LNのBluetoothテザリングで通信を確保して実行しました。(前述のとおりWi-Fiは繋がりません)
端末にインストールしておいたSuperSUを起動します。この時バイナリがあれば実行しておきます。
(バイナリ更新が失敗するかもしれませんがそのままで大丈夫なようです。ただ私の場合はバイナリ実行はありませんでした)
端末の再起動後(またはそのままの状態)、電源を切ります。再びFlashtoolを起動します。
FTF(10.5.1.A.0.283)を選択したら、今度はカーネルだけを焼きます。
Flashが完了すれば終了です。
端末情報を確認して、4.4.4になっていれば成功です。
Xi契約(データ通信専用)のSIMで確認したところ、moperaUは自動的にAPN設定が出ました。
その他は未確認ですが、MVNOも使用できるかもしれません。
NFCは利用できません。またおサイフ機能も利用できないと思います。
(国内機能は試していないので未検証です)
まぁ、キャリアのアップデート遅延または打ち切りは今に始まったことではないですが、やはり寂しいばかり。なのでグローバルモデルのFTFを、SO-02Eに導入してみました。
※導入は端末が起動しなかったり、再起動ループに陥る危険性があります。自力でなんとかできる方以外は実施しないことをおすすめします。
準備
- Android4.4.4 FTFファイル(10.5.1.A.0.283)
- Android4.4.2 FTFファイル(10.5.A.0.233)
- rootkitXperia_20140719
使用したのは以下となります。
- 10.5.1.A.0.283 = C6603 Customized SG:シンガポール版
- 10.5.A.0.233 = C6603 Customized HK:香港版
作者様ありがとうございます。
手順概要
10.5.1.A.0.283ではroot化が出来ないようなので、10.5.A.0.233のカーネルを焼いてroot化後、再度10.5.1.A.0.283のカーネルを焼いて対応します。
- 4.4.4 FTFファイル(10.5.1.A.0.283)をFlashtoolで焼く
- GooglePlayからSuperSUをインストール
- 4.4.2 FTFファイル(10.5.A.0.233)のカーネルだけをFlashtoolで焼く
- root化ツールを実行
- SuperSUを起動
- 4.4.4 FTFファイル(10.5.1.A.0.283)のカーネルだけをFlashtoolで焼く
手順詳細
初めにSO-02Eのバックアップをとっておきます。
TitaniumBackupやRecoveryなど出来るだけやっておいた方がいいです。
Flashtoolを起動後、雷マークをクリックして「Flashmode」を選択します。
FTFファイルのフォルダを指定して、焼きたいFTF(10.5.1.A.0.283)を選択します。
右側のチェックボックスは、今回はそのまま(初期化されます)で「Flash」をクリックします。
PCと端末(SO-02E)を接続するよう画面に表示されたら、端末の電源を切って10秒待ち、ボリュームダウンを押しながら接続します。
Flashtoolの画面に経過が表示されます。緑のインジケータが消えて、『Flashing Finished』と表示されれば完了です。
後で10.5.A.0.233のカーネルを焼くとWi-Fi接続が出来なくなるので、このタイミングでインストールしておきます。
再度Flashtoolを起動して、FTF(10.5.A.0.233)を選択します。
今度はカーネルだけ焼くので、Wipeのチェックを全て外して、Excludeのkernel以外に全てチェックを入れます。
先ほど同様にPCと端末を接続してFlash完了を待ちます。
待つ間にroot化ツール(rootkitXperia_20140719)を解凍しておきます。
Flashが完了したら端末を起動して、USBデバックにチェックを入れます。PCと端末を接続したまま、root化ツールの解凍フォルダにある「install.bat」をダブルクリックして実行します。
コマンドプロンプト画面で『--- all finished ---』と出たらroot化成功です。
ただ私の場合、root化ツールを実行する時にネットワーク通信がないと実行されませんでした。
端末にSIMが挿入されていない状態だったので、手持ちのMR03LNのBluetoothテザリングで通信を確保して実行しました。(前述のとおりWi-Fiは繋がりません)
端末にインストールしておいたSuperSUを起動します。この時バイナリがあれば実行しておきます。
(バイナリ更新が失敗するかもしれませんがそのままで大丈夫なようです。ただ私の場合はバイナリ実行はありませんでした)
端末の再起動後(またはそのままの状態)、電源を切ります。再びFlashtoolを起動します。
FTF(10.5.1.A.0.283)を選択したら、今度はカーネルだけを焼きます。
Flashが完了すれば終了です。
端末情報を確認して、4.4.4になっていれば成功です。
Xi契約(データ通信専用)のSIMで確認したところ、moperaUは自動的にAPN設定が出ました。
その他は未確認ですが、MVNOも使用できるかもしれません。
NFCは利用できません。またおサイフ機能も利用できないと思います。
(国内機能は試していないので未検証です)
