ZenTour2016でZenPad7.0(Z370C)をいただいてからそろそろ1か月が経ちます。
普段使いの端末として使用してきましたが、気になっていたのが「Xperia Z Ultra」の代わりとなるのか?ということでした。
Xperia Z Ultraは発売後すぐに海外より個人輸入して使用していますが、発売から2年以上、もうすぐ3年となる今も現役で使用するほど絶妙なサイズで気に入っています。
ZenPad7.0とXperia Z Ultraを比較
まずは簡単に比較表から。
ZenPad 7.0 | Xperia Z Ultra | |
---|---|---|
CPU | インテル Atom x3-C3200 | Qualcomm Snapdragon 800 APQ8074 2.2GHz(クアッドコア) |
サイズ | 189 × 110.9 × 8.7 mm | 179 × 92 × 6.5 mm |
質量 | 272g | 212g |
ディスプレイ | 7インチ 1280 x 800 |
6.44インチ 1920 x 1080 |
バッテリー | 3450mAh | 3050mAh |
内部メモリ | RAM:2GB ROM:16GB |
RAM:2GB ROM:16GB or 32GB |
比較してみると全然別のもの!となりますね。分かってはいましたが・・・(;^ω^)
販売価格やそもそもコンセプト(スマートフォンかタブレットか)などが違うので比較すること自体おかしいかもしれませんね。
ただこのZenPad7.0が非常にコストパフォーマンスでは優れていると感じるのでもう少し細かく比較を。
ちなみに今回レビューしているZenPad7.0はWi-Fi版となりますが、ほぼ同じスペックのSIMフリー版(Z370KL)もありますので、運用面では同じ使い方ができると想定しています。
まずサイズですが、絶妙なサイズと先に述べたとおり、Xperia Z Ultraの横幅(縦持ち時)100mm未満はかなり気に入っています。これを実現してくれるタブレットがほしいと常に思っています。ではZenPad7.0の110mmが大きいかというとそれ程でもなく、実は片手持ちも充分にできる大きさです。おそらく女性でも片手持ちはすんなりできると思われます(嫁さんは問題なかったです)。
またXperia Z Ultraで重宝していたのが、スーツなどのジャケットの内ポケットに入る大きさだったことです。これはさずがにとZenTour中に考えていましたが、後日ジャケットの内ポケに入れてみたところ、なんと問題なく入りました。たまたまかと思い、スーツの内ポケにも入れてみましたがこちらも問題なかったです。
110mmはA6サイズの縦長ノートより少し横幅が大きいですが、もしかすると男性ジャケットの多くがA6縦長の入る内ポケット規格なのか?と思うほどすんなり入ります。これはかなり嬉しかったです。普段からジャケットを着用する方ならぜひ忍ばせておいてほしいですね(笑)。
サイズ感と同じく質量も異なる2機種ですが、こちらはやはりコンセプトがタブレットとなるZenPad7.0が272gもあり多少重く感じます。特に電車内などで片手持ちをしていると小指あたりが痛くなってきます。持ち方にもよるのでこの辺は人それぞれかもしれません。ただXperia Z Ultraも片手持ちができると言っても片手操作が容易ではありませんので、操作時は両手となることを考えると重さも誤差の範囲に思えるかもしれませんね。
Xperia Z Ultraで唯一不満なのが、音質の悪さです。スピーカーが縦持ち時の正面向かって下側面の右側に付いていますが、これが非常に音が悪く、動画など横持ち時に丁度支える手と被ってしまうのでさらに音が悪くなります。なぜディスプレイ正面にしてくれなかったのかと思ってしまいます。この点ではZenPad7.0は縦持ち時の正面上部にスピーカーがあり音質も気になるほどではありません。また前回書いたオーディオカバーを装着すれば音質に関しては、別途スピーカーを用意しないかぎり比較対象にならないくらい良いものとなります。
最後にディスプレイの画質ですが、Xperia Z UltraがFHDで、ZenPad7.0がHDとこれまた比較にならないかと思いきや、ZenPad7.0はASUS VisualMasterという映像テクノロジーを搭載してかなり綺麗だとイベント時に説明があったとおり、かなり優秀です。FHDディスプレイ比較しても遜色ない綺麗な映像かと思いました。この辺はオーディオカバーをオプション品として出しているくらいだからメーカーとしては自信があるのかなと思われます。
以上2機種を私が思うところで比較してみましたが、それぞれ一長一短な部分があり、ZenPad7.0がXperia Z Ultraの代わりになりえるかというと微妙なところではあります。比較しておいてすみません。。。ただ価格帯が2万円で予想以上の性能があるZenPad7.0は、初めてタブレットを持つ方には絶対おすすめな機種だと思います。動作のレスポンスはゲームなどの重い操作をしない限りまったく問題なく動きますし、ブラウジングや書籍・動画閲覧が主な使用用途となるだろうタブレットとしては、非常にコストパフォーマンスに優れていると感じます。
改めまして今回ZenTour2016に参加できたことをASUSさんに感謝申し上げるのと、切なる願いとして6インチ代のタブレットUIとしてのタブレットをぜひ出してほしいです。大きなタブレットはもちろん使用用途が充実して実用性があるかと思いますが、持ち運びを重視したスマートフォンではないタブレットを出してもらえると嬉しいです。
恐らく一般受けはしないだろうと思うので販売数を考えると難しいでしょうが、Xperia Z Ultraユーザー(ズルトラ難民)は待っているのでは?と勝手に推測してます。
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